人権擁護委員4名と町役場の担当者2名が来校し、3,4年生を対象に人権について考える授業を実施してくださいました。
内容は、「クワガタと少年」という絵本の朗読劇で、児童は障害者に対する差別について考えました。
幼稚園の時に交通事故に遭い、右足が義足になってしまった少年が、一本足が取れて格安で売られている5本足のクワガタを見て、敢えてそのクワガタを買おうとします。店員は、足が6本揃ったクワガタを勧めます。そこで、少年は自分の右足が義足だが、頑張って生きていることを店員に話して聞かせます。店員は、たとえ足が一本無くてもクワガタにかわりない、同じ命を持った生物であることに気づきます。
朗読劇の後に、児童は感想を書きました。「片足が義足でも頑張っている少年はすごいと思った。」「あえて5本足のクワガタを買った少年は、優しい。」などの感想が書かれていました。
最後に、委員の方からプレゼントをいただきました。篠笛です。児童は大喜びでした。
人権擁護委員の皆様、大変ありがとうございました。
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